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縄文文化交流センターの平野です。 「宝石」というと、ダイヤモンドやルビーなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 今ではいろいろな種類の宝石が知られていますが、それらの宝石類が広く知られる昭和初期までは、宝石と言えば「ヒスイ」を思い浮かべるほど、ヒスイは親しまれた宝石でした。 そのヒスイを装飾品として利用していた歴史は古く、縄文時代前期後半(約5000年前)から始まったとされています。 とくに増えるのが縄文時代後期からで、函館市では史跡垣ノ島遺跡、臼尻C遺跡、石倉貝塚などのほか、国宝「土偶」が見つかった著保内野遺跡からも、副葬品として墓の中からヒスイの勾玉が出土しています。 ![]() ![]() 直径5㎝以上もある大きな円形や、アルファベットのC字に似た形のもの、直径1㎝程度の小玉など様々な形に加工し、紐を通すための孔をあけて利用していました。 また、ヒスイは副葬品が添えられるような墓から出土することが多いことから、特別な身分の人に贈られた宝物で権威を示すためのものとも考えられています。 縄文遺跡から出土するヒスイの産地は長い間謎のままでしたが、いまでは、新潟県糸魚川市の姫川周辺のヒスイが広く流通していたことが分かっています。 新潟のヒスイが遠く離れた沖縄や北海道にまでもたらされているということは、縄文人にとってヒスイが非常に特別なものであり、交易品として高い価値を持っていたことが想像できます。 私たちがヒスイを美しいと思い、その魅力に強く惹きつけられるのは、ヒスイを大切にしていた縄文人の思いを受け継いでいるからではないでしょうか。
by dounan-museum
| 2015-09-17 11:27
| テーマ「道南の美術を知る」
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