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江差町教育委員会の宮原です。 10月10日(土)に江差町文化会館で行われる郷土学講座「道南の美術を知る」で、「絵画と古文書から見る折居伝説」と題したお話しをさせていただきます。 今回は、せっかく江差に来ていただいた際には是非とも見ていただきたい、いにしえ街道の家印をご紹介します。 江戸時代から江差のメインストリートだったいにしえ街道を散策していただくと、建物の壁や暖簾にそのお宅の家印が掲げられています。 また現在でも、江差の人たちは、苗字ではなく家印で呼び合っている風習が残っています。 ![]() 暖簾には、横山家が代々用いてきた家印が染められています。 ![]() 横山家の家印は、「イチヤマチョウ」と読みます。 では、いにしえ街道を散策すると見ることができる家印を紹介していきます。 読み方も考えてみて下さい。文章の最後に読み方を記しておきます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 俗に「江差屏風」と呼ばれる江戸時代中期の屏風絵を見ると、この様な家印が多くの商家の暖簾に染め付けられている様が描かれています。 これは、江差の歴史を物語る景観デザインといえるでしょう。 この様な景観デザインを活かそうという試みも、町民の方々により行われています。 ![]() ![]() 漢字の「人」に、線が厚めの「○」で、「ヒトアツマル」。 この家印のように、様々な活動がこの場で行われています。 【家印の読み方】 ①「カネチョウ」 カネは、大工道具の曲尺に由来しているといわれています。 ②「オオガネキ」 オオガネは、曲尺よりも大きく筋交が付いている大金に由来しているといわれています。 ③「ウロコイ」 ウロコは、魚の鱗に由来しているといわれています。 ④「リュウゴジュウ」 リュウゴは、昔遊ばれていたコマの一種である輪鼓に由来しているといわれています。 ⑤「ヤマタ」 ⑥「ヒシウロコ」 ⑦「ダキヤマヨ」
by dounan-museum
| 2015-10-08 10:00
| テーマ「道南の美術を知る」
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