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2018年12月4日(火)、江差町保健センターにおいて平成30年度の研修会「博物館施設における多言語化」を開催しました。 例年は、当会だけで主催をしていますが、今年は当会・国立科学博物館・北海道博物館協会の共催です。 これは、国立科学博物館が文部科学省から受託している『博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業』に北海道博物館協会が参画し、北海道内各地で国立科学博物館と連携した研修会を開催する一環として、この研修会を開催したことによります。 参加者は26名。道南地域だけでなく、小樽市からもご参加をいただきました。 開会式の後、【講義1】「多言語化の基本的な考え方」を行いました。 講師は、東京都歴史文化財団企画担当課長の佐々木秀彦さんです。 佐々木さんは、東京都歴史文化財団で発行した『文化施設のための多言語対応ガイド』という冊子や、第66回全国博物館大会における分科会での議論などを基に、文化施設が多言語化を実施する際の基本的な考え方についてお話し下さいました。 昼食の後、【講義2】「多言語化の基本的な考え方」を行いました。 講師は、英語講師・通訳案内士として活躍されている馬上千恵さんです。 馬上さんは、実際に外国人観光客を案内して感じている博物館施設等の多言語化についての感想や、専門用語の多言語化、異なる文化を持つ方々への多言語化などについてお話し下さいました。 その後、江差町内で実施している多言語化の現地見学を行いました。 【演習1】「資料の本質を探る」では、数点の資料を提示し、グループごとに日本語で日本人向けに資料の本質を説明する演習を行いました。 【演習2】「資料の本質を多言語化する」では、【演習1】で作成した日本語説明を馬上さんに英訳していただき、直訳では外国人に伝わりづらいことを理解し、多言語化においてはそれぞれの言語で新たな説明文を作成することの必要性などを実感しました。 この研修会は、博物館施設における多言語化を考えるとともに、日本人向けの日本語文章のありかたについても改めて見つめなおす場としました。 様々な方々に博物館施設を楽しんで利用していただくために、研修で学んだことを活かしていきます。
by dounan-museum
| 2018-12-05 15:26
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