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松前町教育委員会の西川です。 皆さん、ジャガイモを使った料理といえば、何を思い浮かべますか? フライドポテト、ポテトサラダ、肉じゃが。北海道に住む人間としては、いももち、道の駅で食べるあげいも…。ジャガイモは約80年前の戦時中の日本でも、よく食べられていました。当時はどんなジャガイモレシピがあったのでしょうか。 戦中の日本。多くの働き手が戦場に行き、残された人々は限られた資源を工夫して使い、必死に生き延びる日々を送っていました。食料は配給制に移行し、その量は次第に減少。食料が配られない「欠配」も発生しました。 そんな世の中で掲げられた言葉「拓け家庭の菜園を」のもと、人々は食料を確保するためにわずかな土地でも開墾し、家庭菜園を作ります。小学校には実習畑が設けられ、児童たちは馬鈴薯(ジャガイモ)やカボチャを育て、これを使って給食を作ることもありました。 各家庭では、主食である米の代わりになるものを工夫して作り出しました。そこでよく用いられたのが馬鈴薯です。茹でてそのまま食べるのはもちろん、米と炊いて混ぜご飯、でんぷんを取った粕も「あも」というお菓子になり、余すことなく食べられました。 今回は、馬鈴薯を茹でて練るだけの定番おやつ「どったら」を実際に作ってみました。どったらは、松前町では主に小島、大島地区に伝わっています。 【材料(2人分)】 ジャガイモ 3個 塩 適量 黒砂糖 100g 水 200ml 【作り方】 1.イモの皮をむき、水に少しさらしてから、塩を入れて茹でる。 2.竹串がスッと刺さるように、中まで火が通ったら、ザルにあげてイモを冷ます。 3.イモをすり鉢に入れて潰し、粘りが出るまでよく擦る。 4.黒砂糖と水を合わせて火にかけ、タレをつくる。 完成!タレに付けながらいただきます。 【実食】 最初はタレに付けないでどったらを食べてみました。ねばりが出てもったりとした食感ですが、味はもちろん、そのままのジャガイモです。 タレにつけて食べてみると、ジャガイモから一気におやつになりました。さらっとしたタレがほどよく絡み、くどすぎない黒蜜の甘さがジャガイモの味を引き立てます。 美味しいですが、毎日のように食べては飽きてしまうかもしれません。 昔は昼ごはん用に茹でた馬鈴薯の残りを冷まし、おやつの時間にどったらを作ったそう。今回お話を伺った方に、「どったらは好きでしたか?」と尋ねたところ「好きもなんも、おやつなんて他になかったからねえ」とおっしゃっていました。また別の方は、幼少期に馬鈴薯をずっと食べていたため、今は苦手とのこと。 なんでもすぐに手に入り、無限の選択肢がある豊かな今だからこそ、皆様に食べてみていただきたいおやつです。 みなさんのお家のレシピも、ぜひ教えてください。
by dounan-museum
| 2025-11-14 12:00
| コラムリレー
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